約 491,508 件
https://w.atwiki.jp/fffw2/pages/25.html
※このページは工事中です※ 国語メモ 書き間違い 「檸檬」の「檸」は、実は木偏に「寧」ではない。 (posted at 2010.5.27) ボーリングではなくボウリング。 ボーリングは地質調査である。 (posted at 2010.5.24) 蚊の幼虫ボウフラは漢字で ×子子 △孑孑 ○孑孒 (posted at 2010.5.23) 読み間違い 「教務掛」は「きょうむがけ」ではない。「きょうむがかり」である。 「罹患」は「らかん」ではない。「りかん」である。 「筐体」は「とくたい」ではない。「きょうたい」である。(宝篋印塔の「篋」とは別字) (posted at 2010.5.24) 「免れる」は「まぬがれる」ではなく「まぬかれる」のほうが本来は正しい。「まのがれる」は論外。 (posted at 2010.5.21) 「十分」の読みは「じっぷん」が正しいが、常用漢字表改訂に伴い、「じゅっぷん」も許容された。 尚、生まれてこの方、私は「充分」という表記を使ったことがない。「十分」だけで十分だと思う。 (posted at 2010.5.21) 常用漢字表では「難しい」の読みは「むずかしい」である。 一応、表外の備考欄で「むつかしい」も許容されている。 (posted at 2010.5.21) 国東半島は「こくとうはんとう」ではない。「くにさきはんとう」である。 (posted at 2010.5.7) zeroは英語であるから、「零戦」は「れいせん」、「零ベクトル」は「れいべくとる」、「零点」は「れいてん」 …が正しいと言われるが、実は「零」の表外訓読みに「ぜろ」があるので、「ぜろ」という読みも何ら間違いではない。 (posted at 2010.5.2) ややこしい言葉 「球」は数学的な真球(例外的に電球などもあるが)。 「玉」は丸いものや、美しくて価値のあるもの。 (posted at 2010.5.24) 日本の法律には「検死」という言葉はない。「検視」という言葉はある。 広辞苑には「検死」という言葉はない。「検屍」という言葉はある。 (posted at 2010.5.13) 「固い」:対義語は「緩い」「柔らかい」 「堅い」:対義語は「脆い」「柔らかい」 「硬い」:対義語は「軟らかい」 (posted at 2010.5.7) 「新勧」:新入生勧誘 「新歓」:新入生歓迎 (posted at 2010.4.6) キャンバスとキャンパス。 (posted at 2010.4.21) 「湯婆婆」:ゆばーば (「千と千尋の神隠し」のキャラクター) 「湯湯婆」:ゆたんぽ (posted at 2010.4.10) 難読漢字 子子子子子子子子子子子子 [宇治拾遺物語3-17] (posted at 2010.5.23) 己巳己已巳(君恋し) (posted at 2010.5.10) ウクライナ…烏克蘭/宇克蘭 ウルグアイ…宇柳具です。 ちなみにウルグアイの略称は「鵜」。「宇」がウクライナの略称として使われることがあるため。 (posted at 2010.5.2) 道元僧正の[1.声色]を遣って「日月は[2.声色]の奴婢と馳走す」と言うなんて無礼だ、と私は[3.声色]ともに激しく非難した。 問:1~3の「声色」の読みを答えよ (posted at 2010.3.30) 国語論 「馬から落馬する」は誤用だが、「犯罪を犯す」は誤用ではない。 (posted at 2010.5.16) 表記 現地語読みに基づく表記に直す風潮が進んでいるようで、世界史の教科書などで、 ワトスン、エディスン、ローズヴェルト、ソヴィエト、ヴェルサイユ、ガウタマ=シッダールタ、 といった違和感のある表記が見られる。やがてこれが普通となる時代が来るのかもしれない。 一方、日本史の教科書では、特に朝鮮の人名や国名を現地語にこだわって呼ぶ傾向がある。(「百済」を「ペクチェ」と読むなど) これは、韓国が日本の人名・地名を朝鮮語読みから日本語読みに変えたのがきっかけである、と言われている。 放送業界では、中国人は「毛沢東」(もうたくとう)のように日本語読みをしてもよいが、 朝鮮人は「金大中」(きむでじゅん)のように現地語読みをしないといけない。この背景には「NHK日本語読み訴訟」がある。 (posted at 2010.4.8) JIS規格では3音節以上のカタカナ語は原則として長音記号を省略する。 プログラマ、光ファイバ、コンピュータ、プリンタ、センサ、など。 (posted at 2010.4.8) 漢字の書き換えにより、「疏水」が「疎水」、「疏通」が「疎通」、となった。 しかし「疏」と「疎」は意味が正反対の漢字であるので、書き換え後の熟語は意味がおかしい。 (posted at 2010.6.9, 2010.6.10) 「障害」と「障碍」に関する国語分科会の資料 http //bit.ly/b54Ax3 私は、人に対しては「障碍」(障がい)、物に対しては「障害」、と使い分けている。 (posted at 2010.6.9) 四字熟語 一番画数が多い四字熟語→鬱鬱葱葱(うつうつそうそう) 82画 木が鬱蒼と生えるさま 「已己巳己」は画数が2番目に少ない四字熟語。1番少ないのは「一上一下」。 いこみき【已己巳己】 互いに似ているもののたとえ (posted at 2010.5.10) 数え方 蝶の数え方は「一頭、二頭、…」 羊が一匹、羊が二匹、…というが、羊が一頭、羊が二頭、…では駄目なのだろうか。 (posted at 2010.5.6) その他のつぶやき 「美」という字がフナムシに見える (posted at 2010.5.6) 「一片」の読みは「いっぺん」「ひときれ」「ひとひら」「いちぺんす」の4種類。 [漢字必携] (posted at 2010.5.2) お笑い芸人「バカリズム」は「アフォリズム」をもじっている。 (posted at 2010.4.11) 糸偏の漢字は良い字が多い。 糺、紅、紋、絆、絹、綺、緑、縞、繚、纏、緋。 なんか繊細な感じがする。(「繊細」も糸偏!!) (posted at 2010.5.1) 宮沢賢治の小説に出てくる「イーハトーブ」は、「岩手」をエスペラント語風にもじった造語。 (posted at 2010.4.28) 「まじかる」と聞くと、真っ先に打消推量の助動詞「まじ」の連体形を思いうかべてしまう。 (posted at 2010.4.30) 「私は漢字が完壁だ」というパラドックス (posted at 2010.3.6) 何故か「騙す」が手持ちの漢字辞典に載ってない (posted at 2010.3.25) 「そよぐ」は漢字で「戦ぐ」。 「そよかぜ」は「戦風」ではなく「微風」。 (posted at 2010.5.30) クイズ番組では「檸檬」「生姜」「椿象」「洋琴」などの有名な難読漢字ばかりが出題されがちだが、 実際の漢検1級は言葉の意味すら分からない熟語の方が多いといっても過言ではない。 (このとき見ていたクイズ番組は「巨擘」とか「潸然」とかも出しており、結構本格的だったが) (posted at 2010.2.14) 漢検準1級の「表外漢字から常用漢字への書き換え」という問題が好きだったが、 私が受験した2008年度から「共通する常用漢字」という問題に変わってしまって、実に大変だった。(しかも難化) どうして書き換え問題は廃止してしまったのだろうか。 (posted at 2010.6.10) 使ってみたい言葉 「noblesse oblige」(「東のエデン」より) (posted at 2010.4.4) 語源 「セレソン」はポルトガル語で「代表」という意味。 (posted at 2010.4.4) ジャンパーはアラビア語由来 (posted at 2010.4.6) 「ちんたら」の語源→昔、焼酎の製造に使われていた『チンタラ蒸留器』に由来。熱せられた鉄釜が発する音「ちんちん」と蒸留した焼酎が筒の中を流れる音「たらたら」から成る合成語。 「ちゃんばら」の語源は刀を振りあうときの擬音語「ちゃんちゃんばらばら」の略。 (posted at 2010.4.16) ことわざ「急がば回れ」は滋賀県民の誇り。何故なら急がば回ったのは琵琶湖だから。 (posted at 2010.4.21) 方言 小学校の放課後で「机を○○る」は、実はローカルな場合が多い。(@nashacom氏による情報) 「机を下げる」という地方もあれば、「机をおくる」という地方もある。 (posted at 2010.4.11) 漢字の成り立ち 禾(のぎへん)はイネ科植物を指し、「私」という字は「イネ科植物を自分のものにする(ム)」という成り立ち。(@hi_chi24氏による情報) 「禿」(はげ)という字の頭部に作物が生えてるのが不思議。禿げてるのだから「儿」にしてしまえばいいのに。 (posted at 2010.4.14) 「忙しい」という字は「心を亡くす」と書く (posted at 2010.4.18) 部首 漢字屋以外はどれくらいの部首まで理解してくれるんだろう。いまいち基準が分からないから困る。 友人が「ユウ度関数ってどんな字だっけ?」って言うから、 簡潔に「だいのまげあし書いて右上に点だよ!」って即答したら、( ゚д゚)ポカーンって顔された。 (posted at 2010.4.17) 友人「特シュの『シュ』ってどんな字だっけ?」 俺「ほら、がつへん書いて・・・」 友人「えっ?」 俺「あ・・・え~と、いちたへんを・・・」 友人「???」 俺「・・・う~ん、かばねへんって言えばいいのかな・・・」 友人「もういいや、書いて」 俺「(´・ω・`)」 (posted at 2010.4.17) 昔は「しんにゅう」、今は「しんにょう」。 (posted at 2010.4.17) 「進」(しん)の繞(にょう)だから「しんにょう」って言うのかと思っていたが、 どうやら「之」(し)に似てるから「しにょう」→(撥音便化して)「しんにょう」、らしい。 (posted at 2010.4.17) 「なつあし」と「ふゆがしら」の区別は無理ゲー。 (『漢字必携』では「すいにょう・ふゆがしら」で統一されている) (posted at 2010.4.17)
https://w.atwiki.jp/kata-niho/pages/626.html
原語 search 和訳 動名詞 検索 捜索、捜査、調査、探査 動詞 調べる、見つける、探す 捜す、見つける、調べる、 探 (さぐ/あなぐ)る 慣用句・諺・四字熟語・未分類 資料蒐集 漢字一字 検、調、索、探、査 捜、索、探、調、査 やまとことば さがす(探)、まぐ(覓)、さぐる(探) 備考欄 辞書 説明 廣辭林新訂版 (無記載) 新訂大言海 (無記載) 角川国語辞典新版 (無記載) 大英和辭典 〔名〕[一]探リ,搜索,搜査,探索,探査,穿鑿,吟味,調査,精査,檢査.[二]【國際法】搜索權.[三]搜索隊.〔動〕Ⅰ.〔他〕[一]搜ス,探ル,探索スル,搜索スル,探査スル,搜査スル.[二]調ベル,調査スル,吟味スル,穿鑿スル,檢査スル.[三]…ニ探針〔サグリ〕ヲ入レル.[四]貫ク,突キ通ス.[五]搜シ出ス,搜シ當テル.[六]〘古〙拔目ナク探ス.[七]†掘ル.[八]†①掠奪スル爲メニ隈ナク見ル.②…カラ掠奪スル.[九]†①測ル爲メニ調ベル.②測ル.Ⅱ.〔自〕[一]搜ス,探ル,搜索スル,探索スル.[二]調ベル,調査スル,吟味スル. 派生語 リサーチ 同義等式 原語単位 search=探す カタカナ語単位 サーチ=検索 附箋:S サ 英語
https://w.atwiki.jp/qsamahuu/pages/76.html
単語名 説明 アロメルス・デケマルティクラトゥス "拷問アリ"の異名を持つアリ イロム・シャルミラ まさに鉄の女 ウィンターガタン 楽器のクオリティが凄まじい エイヤ=リータ・エクレフ=ベルリナー=マウアー まさかの◯◯と結婚した女性 エルシー・パルーベック 5歳の若さで亡くなった幼女 螵蛸 カマキリの卵 快楽の座 ブラック・ジャックの有名な封印回 カイル・マクドナルド 赤いクリップを…… 金城夏子 密貿易を行った女性 川鍋秋蔵 日本交通株式会社を創業 北山村 和歌山県唯一の村 栗田源蔵 おせんころがし事件の犯人 クリトリック・リス いろいろ凄い ダーウィンズ・パーク・スパイダー 実は色々と凄い蜘蛛 チャールズ・ハットフィールド 人工降雨に成功したアメリカの気象学者 チャン&エン・ブンカー兄弟 シャム双生児の語源となった兄弟 坪井正五郎 何故か大泉洋と顔が似ている 鄭衛桑間 音楽にまつわる四字熟語 トニー・コニグリアロ 顔面死球から奇跡の復帰 トプリッツ湖 ナチスと関係の深い湖 パブリック・オカレンシズ アメリカの新聞 ヘビーメルダー 松本零士作品に登場する架空の惑星 美幾 日本で最初の献体者として有名 ミリオンダラー・ホームページ 大学生の学費稼ぎのためのサイト むすめーかー アダルトゲーム ラルフ・ヒュッター クラフトワーク ヤヒヤ・ジャメ ガンビアの第二代大統領 山田浅右衛門 刀剣の試し斬り役を務めた TSUKI Project 異世界転生を望む人々が集うコミュニティ
https://w.atwiki.jp/houji/pages/59.html
■2011-11-30 bookmark_hatena 更新 漢字のページに敝 帚 [[ ■2011-11-29 bookmark_hatena 更新 漢字のページに韜 晦 迹を追加。 「晦」は「大晦日(おおみそか)」でよく見る字ですね。 大晦日は別の名を「大晦(おおつごもり)」と言います。 「つごもり」の語源は、月の末日、すなわち月が隠れることを表す 「つきごもり(月隠)」に由来する説があるそうです。 最近、漢字を調べるついでに語源まで調べるのが習慣になってます(^^; 手元に一冊、語源辞典がほしいなー。 クイズ解答 Q.次の内、「かかわる」と読めないものはどれでしょう?(難易度:1級) (干わる,拘わる,携わる,渉わる) A.「携わる」 残念ながら今回は正解者0でした!(><; ひっかけが酷かったかも(^^; では、解説に参りましょう。 「干」は「干戈(カンカ)」などの熟語もあるように武器の「ほこ」を表します。 また、ほこを持って突き進むことから転じて、 他者の領域にまで入り込む意、すなわち「かかわる」の意が生じました。 「渉」は「跋渉(バッショウ)」などの熟語もあるように 「水のあるところをわたる」「各方面にわたって見聞する」という意味があります。 これが転じて「離れている先方にまで関係をもってやりとりする」、 すなわち「かかわる」の意が生じました。 上記2つを合わせると「干渉」でまさに相手にかかわることになりますね。 さて、次に「拘」。 「拘わる」を「こだわる」と考えて選んだ方も多いはず。 しかし、それこそがこの問題のひっかけなのでした(^^; 「こだわる」の送りがなは「拘る」なのです。 「こだわる」とは別に、「拘わる」と書いて「かかわる」と読めるのです。 「拘」は「拘泥(コウデイ)」などの熟語もあるように、 「せまいわくに縛られる」「とらわれる」という意味があります。 ここから「こだわる」の意が生じます。 そして「かかわる」という言葉には、第二義に「こだわる」の意味があります。 ですから、「拘わる」と書いて「かかわる」と読めるのです。 最後に残った「携わる」はもちろん「たずさわる」です。 まぁ、「たずさわる」とはある物事に関係を持つことですから、 「かかわる」と読めてもよさそうなものですが、 今回は漢検基準に準拠したため、これを正解としました。 クイズ Q.元素にはそれぞれに一字の漢字が存在しています。 では「セシウム」を表す漢字は次のどれでしょう?(難易度:漢検配当外) 選択肢 選択 銫 (6) 鈾 (1) 鈈 (4) 鉀 (0) 4つとも元素を表しています。 比較的、元素名を意識した漢字のようにも思えますがはてさて。 解答はまた明日ー。 名前 コメント すべてのコメントを見る ←他の漢検ブログもチェック! ■2011-11-28 bookmark_hatena 更新 四字熟語のページに南橘北枳を追加。 ちょっと時間無いので縮小更新です。 漢検1級受験結果 平成23年度第2回試験の結果通知が届きました。 得点は140点!自己採点よりさらに下がってしまいました(ーー; 合格まであと20点ですね。 この20点が非常に分厚い壁のように思えますが、 高い壁ほど挑戦しがいもあるので、次回の試験に向けて頑張ります(^^) クイズ解答 Q.次の内、常用漢字表に記載されている漢字はどれでしょう?(難易度:2級) (佳、桂、蛙、鮭) A.「佳」 初めて4人の方から解答を頂いて少し嬉しいです(^^ では、解説に参りましょう。 「桂(かつら)」は人名用漢字ですが、常用漢字ではありません。 人名以外での用例も、馴染みのある言葉はあまりありませんしね。 すぐ思いつくのは「月桂冠」「桂馬」ぐらいでしょうか。 「蛙(かえる)」は、新聞や本などで、かな表記されることが多いですから、 なんとなく常用外だろうと感じられますよね。 「鮭(さけ)」よく見かける漢字ですが、常用漢字には入っていません。 なんと、魚編を持つ常用漢字は「鯨」と「鮮」だけのようです。少なっ! というわけで、「佳作」「佳人」「佳境」など色々な熟語がある「佳」が正解でした。 クイズ Q.次の内、「かかわる」と読めないものはどれでしょう?(難易度:1級) 選択肢 選択 干わる (3) 拘わる (2) 携わる (1) 渉わる (1) 意味さえ通ればどのように読んでも訓読みと言えるとは思いますが、 ここでは漢検漢和字典に準拠するものとします。 解答はまた明日ー。 名前 コメント すべてのコメントを見る ←他の漢検ブログもチェック! ■2011-11-26 bookmark_hatena 更新 四字熟語のページに魯魚亥豕 甘井先竭 異聞奇譚を追加。 魯魚亥豕って類義語多すぎ!!Σ(・□・; ざっとならべてみましょう。 「烏/焉/馬」「魯/魚」「虎/虚/帝」「三/己」「豕/亥」「章/草」「陶/陰」 …絶対間違えないよ!特に「帝」!!似ても似つかないよ!(><; もしかして、行書や草書で書いたら区別が付きにくくなるのかもしれませんが。 もっと間違えやすい漢字なんて他にあるでしょうにねぇ。 「崇/祟」とか「哀/衰」とか。 あと、日本で定番なのは「相撲/相模」ですかね。 誰しもが一度は間違うでしょう(笑) クイズ解答 Q.「爛古」または「爛振」を訓読みすると和歌の枕詞になります。 さて、何と読むでしょう? A.「ちはやぶる」 解答して下さった方、お見事!大正解です!(^□^ どういう考えで解答を選んだのか少し気になってしまいますが、 とりあえず解説いってみましょう。 「爛」には「非常に」という意味があります。 ですから「爛古」は「大昔」、すなわち神代のことを指します。 これが転じて「神」の意になったそうです。 【ちはやぶる(千早振る/繁やふる/幸やふる)】の訓が当てられるのは、 この言葉が神にかかる枕詞だからです。 ちなみに、「ちはやぶる」は「ちはやふ」という語の連体形です。 「ちはやふ」とは「ちはふ(幸ふ)」「ちふ(繁ふ)」から派生した語で、 「高まる・勢い付く・沸き立つ・栄る・優れる・熟成する・至る」など、 ものごとが上向くイメージを包括しているようです。 こういうことを知ると「千早」という名前がすごくいい名前に思えてきますね。 まぁ、身近にはいないんですけど(^^; クイズ Q.次の内、常用漢字表に記載されている漢字はどれでしょう?(難易度:2級) 選択肢 選択 佳 (2) 桂 (0) 蛙 (0) 鮭 (2) 準一級や一級の漢字に慣れてしまった人ほど難しいかもしれません。。。 実は2級の問題を考えるのが一番悩みます(笑) あんまり考え込まずに簡単な問題でも出せばいいんでしょうけど、 ついつい、面白いネタはないものかと探してしまうのでした。 そうそう、明日は更新をおやすみします。 解答はまた明後日にー。 名前 コメント すべてのコメントを見る ←他の漢検ブログもチェック! ■2011-11-25 bookmark_hatena 更新 四字熟語のページに漱石枕流 薤露蒿里 三世一爨を追加。 「漱石枕流」は、「夏目漱石」や「流石」の語源となった言葉なんですね。 夏目漱石はとても漢籍に造詣が深かったらしく、 日常的に漢詩を詠んだりしていたのだとか。 日々の弛まぬ努力の中で、漢語に対する感性が磨かれていったのでしょうね。 詠むとまではいいませんが、 私もいつか漢詩を味わえるようになりたいです(^^ クイズ解答 Q.次の鳥の名前の内、「1級配当漢字」かつ「一字」で書いた場合、 一番画数が多くなるのはどれでしょう?(難易度:1級) (ひよどり,うずら,つぐみ,かわせみ) A.「かわせみ(鷸)」 画数が少ない順番に並べると以下の通りです。 鶉(うずら :19画) 鵯(ひよどり:19画 許容字体の「卑+鳥」は20画) 鶫(つぐみ :20画 許容字体の鶇は19画) 鷸(かわせみ:23画 「しぎ」とも読む) ちなみに、他の表記も見てみましょう。 痺(うずら:雄のうずら) 白頭鳥(ひよどり) 翡・翠・翡翠・川蝉(かわせみ) 痺(しび)れるという字に、うずらの意味があるのは意外です(・・; 1級必携にも載ってるので、ひょっとすると出題されるかも? クイズ Q.「爛古」または「爛振」を訓読みすると和歌の枕詞になります。 さて、何と読むでしょう?(難易度:漢検配当外) 選択肢 選択 やくもたつ (0) あをによし (0) ちはやぶる (2) あかねさす (0) 分かる人なんていないと思うので山勘でどうぞ(笑) 屡ツッコんで申し訳ないのですが、「鶇」は許容字体ではなく中国字で、「鶫」は国字じゃなかったでしょうか?尤も辞書にもよるのかもしれませんが、「漢字必携」には確かそうあったような・・・。 僕にも間違いいっぱいあると思うので、思う存分ツッコんでくださいな♪ -- (漢字皇子) 2011-11-26 14 39 26 ご指摘ありがとうございます。 ほんとだ!よく確認せずに無条件に許容字体だと思ってました(^^; 「鶫」は「鶇」に似せて作った国字だったのですね。 またひとつ勉強になりました(^^ 記事を修正してしておきますねー。 -- (ホウジ) 2011-11-28 00 57 52 名前 コメント すべてのコメントを見る ←他の漢検ブログもチェック! ■2011-11-24 bookmark_hatena 更新 四字熟語のページに韜光晦迹 敝帚千金 叱咤激励を追加。 四字熟語を身につけるのって大変ですよね。 1級配当のものだけでも1057語もあるそうな。 さらに、1級試験で出題される問題は準1級以下のものも含まれるので、 結局、漢検四字熟語辞典に掲載されているすべての熟語が出題範囲になるのです。 そんな膨大な四字熟語と向き合うには、やはりコツが要ると思います。 私は、四字熟語学習の際には以下の点を意識しています。 何回か音読して音のリズムをつかむこと 可能な限り書き下し文にして訓読すること どういう場面で使えるか想像してみること そして、何よりも大切なのはやはり継続。 1日1語でも、着実に覚えていけば、いずれ豊かな語彙が身につくはず! 四字熟語で言えば「積羽沈舟」「叢軽折軸」ですね(^^ クイズ解答 Q.「陵」を常用漢字表内で訓読みすると、なんと読むでしょう?(難易度:2級) A.「みささぎ」 流石は漢字に造詣の深い皆様。全員正解です!(^^ 「みささぎ」は古くは「みさざき」といい、皇族の墓所を指す言葉。 いかにも大和言葉っぽい響きだったので語源を調べたら、 「 小松格の『日本史の謎』に迫る 」のサイトに一説が記されていました。 なるほど、鳥の古名である「さざき」が関係しているのかー。 「さざき」は現在でも「鷦鷯(みそさざい)」「鵲(かささぎ)」などに名残がありますね。 ちなみに、ハズレ選択肢の意味は次の通りです。 みたまや:御霊をしずめまつる所。「寝」「廟」「禰」「祢」と書く。 とのもり:乗り物・雨蓋・食事・風呂・灯油・火燭・薪炭を司る下級官人。「主殿」と書く。 おくつき:墓所。「奥都城」「奥津城」「奥つ城」「奧城」と書く。 クイズ Q.次の鳥の名前の内、「1級配当漢字」かつ「一字」で書いた場合、 一番画数が多くなるのはどれでしょう?(難易度:1級) 選択肢 選択 ひよどり (1) うずら (0) つぐみ (0) かわせみ (0) 読める人はそれなりに多いだろうけど、 全部書ける人ってなかなかいないかも(^^; というわけで、解答はまた明日ー。 名前 コメント すべてのコメントを見る おぉ、「翠」一字でも「かわせみ」と読めるのですね。 知らなかったです。 1級配当漢字だと「鷸」なんですが、 「しぎ」と読む方が一般的だったかも(^^; -- (ホウジ) 2011-11-24 23 26 06 「爰に全部書ける乃公が…」と言いたかったのですが、「翠」は準1級でしたか。残念orz 「つぐみ」は19画バージョンもありますyo(負け惜しみ)。。 -- (漢字皇子) 2011-11-24 06 51 04 ←他の漢検ブログもチェック! ■2011-11-23 bookmark_hatena 更新 漢字のページに褫 靉 靆を追加。 漢検問題のページに四字熟語の問題を追加。 「靉靆」について色々調べてみたら「曖曃(アイタイ)」という同義語があることがわかりました。 「靉」「靆」は、雲の行く手がさえぎられて進みかねること。 「曖」「曃」は、日が雲にさえぎられて進みかねること。 [愛]はとまどって進みかねる意、[逮]はさえぎられて進みかねる意。 どれも似たような字義の漢字ですが、それぞれ微妙にニュアンスが異なるのですねぇ。 ちなみに「曖」は日がさえぎられることから 「暗くてはっきりせずぼんやりしている」の意を持ちます。 「曖昧(アイマイ)」という熟語にぴったりな漢字ですね(^^ クイズ解答 Q.「京魚」と書いてなんと読むでしょう?(難易度:漢検配当外) A.「くじら」 「鱆(たこ)」が「章魚」、「鯊(はぜ)」が「沙魚」と書かれるように、 「鯨(くじら)」もまた「京魚」と書かれるのです。 「京」には「みやこ」という読みがあり、 「高い」「明るい」「大きい」の意が含まれます。 名は体を表すといいますが、「京魚」は鯨の巨体にふさわしい表記だと思いました(^^ クイズ Q.「陵」を常用漢字表内で訓読みすると、なんと読むでしょう?(難易度:2級) 選択肢 選択 みささぎ (11) みたまや (0) とのもり (1) おくつき (1) この読みって常用漢字表内なんですね。意外だなぁ(・・; というわけで、解答はまた明日ー。 名前 コメント すべてのコメントを見る ←他の漢検ブログもチェック! ■2011-11-22 bookmark_hatena 更新 漢字のページに霑 恙 閨を追加。 現在、1級配当漢字が59文字。1級配当約3000字の内、2%ですね。 300字を超えたぐらいになれば部首ごとに整理しようと思います。 漢検過去問 昨日に引き続き、 漢検公式HPの過去問 の1級の問題をやってみました。 結果は156点。惜しい! 書き問題で、たくさん書き間違いをしてしまったことが敗因です。 書かずに見て覚える勉強スタイルなのがボトルネックなのかもしれない(--; クイズ解答 Q.「涯」の部首は以下のどれでしょう? A.「氵」(さんずい) 「厂」と解答なさった方は私と同じで深読みしすぎかもしれません。(笑) 「涯」の字は「生涯」「境涯」「天涯孤独」などで見かけますが、 漢字単独での字義はあまり知られてないですよね。 かくいう私も知りませんでした^^; 辞書を引いてみると、 ①みぎわ。きし。水ぎわ。きりたったきし。 ②かぎり。はて。地のはて。のび広がっているもののいちばんんはじ。おわり。 とありました。 第一義が、切り立った水辺の岸壁を表すので「氵」が部首となるのでしょう。 地の果てが水際になっているというのは、世界が円盤のような形をしていると 思われていたころのイメージでしょうか。 また、第二義から考えて「生涯」は「生命の果てまで」 「天涯」は「天の果てまで」という意味になるのでしょうね。 ちなみに「境涯」は日本のみで通用する言葉のようで、漢語ではないそうです。 クイズ Q.「京魚」と書いてなんと読むでしょう?(難易度:漢検配当外) 選択肢 選択 さめ (0) くじら (0) こい (0) ぼら (0) 意外と単純?それともひっかけ? さてさて、解答はまた明日ー。 名前 コメント すべてのコメントを見る ←他の漢検ブログもチェック! ■2011-11-21 bookmark_hatena 更新 漢検問題 のページに 「語選択 書き取り」の問題と閨秀 褫奪 靉靆の解答を追加。 「靉靆」って中国における眼鏡の古称なんですねぇ。 「留青日札」という中国の古い本には以下のような記述があるようです。 提學副使潮陽林公有二物,大如錢形,質薄而透明,如硝子石,如琉璃,色如雲母。每看文章,目力昏倦,不辨細書,以此掩目,精神不散,筆畫倍明。中用綾絹聯之,縛於腦後。人皆不識,舉以問余。余曰「此靉靆也」 フィーリングで翻訳してみるとこんな感じでしょうか。 『潮陽に住む林さんは学習の際にそえて使う2つの物を持っている。 形は銭のように大きく、質は薄く透明でガラスや瑠璃(るり)に似ているし、色は雲母のようだ。 普通は文章を見るごとに、目は疲れ、細かい文字をみわけにくくなるが、 これで目をおおえば気は散らないし、筆画が2倍ほど鮮明に見える。 これを使うときには、絹のひもをかけて頭の後ろで縛る。 人は皆、これをしらずこぞって私に問いかける。 私は答える。「これは靉靆というものだ。」』 当時の眼鏡の物珍しさがありありと伺えますねぇ。 よほど珍妙な逸品だったのでしょう(^^ 漢検過去問 漢検公式HPの過去問 が、別の問題に差し替えられたので 2級と準1級の問題をやってみました。 結果は2級が188点、準1級が186点。 準1級の学習から離れて半年が経つのですが、ブランクがないようで一安心です。 それよりも、2級で「癒」「逓」の字を書き間違えたことの方が深刻だ。(--; 明日は1級問題をやってみようっと。 クイズ解答 Q.「乒乓」という熟語は、あるスポーツを意味するのですが、 それは以下のどれでしょう?(難易度:漢検配当外) A.「卓球」 解答してくださった方々、大正解です!(^^ しかし、こんなマニアックな問題に平然と答える皆様って一体・・・(汗) 世の中、凄い方がたくさんいらっしゃるなぁ、と関心しつつ解説。 「乒乓」は現在の中国語で使う熟語で「ピンポン」と読みます。 ちなみに「乒乓」「ping-pong」「ピンポン」は卓球用品の登録商標だったそうで、 それが世界中で圧倒的に普及したため、いつのまにか卓球そのものを表すようになったそうです。 漢字単独では、「乒(ピン)」は炸裂する音の擬音語、 「乓(ポン)」は銃声、ドアの閉まる音、物の割れる音などの擬音語だそうです。 クイズ Q.「涯」の部首は以下のどれでしょう?(難易度:2級) 選択肢 選択 氵 (2) 厂 (1) 土 (1) 圭 (0) 実は、2級問題を解いていて間違えた問題だったりします(^^; 解答はまた明日ー。 名前 コメント すべてのコメントを見る ←他の漢検ブログもチェック! ■2011-11-20 bookmark_hatena 更新 漢検問題 のページに 「語選択 書き取り」の問題と均霑 微恙の解答を追加。 漢字ページに蟎 簓を追加。 蟎って、国字と考えるには無理があるらしい。 和製異体字と考えるのが自然なんだとか。 クイズ解答 Q.葬式で包む「香典」。当用漢字表が制定される前は、 どのように書かれていたでしょう?(難易度:1級レベル) A.「香奠」 解答してくださった方、ご名答です!(^^ 【奠】は「酋(さけつぼ)+丌(台)」で、 「そなえもの」「そなえものをしてまつる」という字義があります。 ですから「香奠」は「仏前に安置するお供え物」という意味になります。 他に「奠」の字を用いる言葉に「乞巧奠(キコウデン/キッコウデン)」があります。 これは、供え物をして牽牛星・織女星をまつり、 女子が手芸に巧みになることを乞(こ)う中国の行事のこと。 牽牛星といえば日本でいう彦星(ひこぼし)。織女星は織姫星(おりひめぼし)。 つまり、乞巧奠とは現在でいう七夕のことですね。 以上、七夕の発祥は中国由来だという豆知識でした。 クイズ Q.「乒乓」という熟語は、あるスポーツを意味するのですが、 それは以下のどれでしょう?(難易度:漢検配当外) 選択肢 選択 乗馬 (0) マラソン (0) カヌー (0) 卓球 (3) 「乒」と「乓」のように、一部欠損したような漢字って意外と多いです。 「孒」とか「步」とか。 もちろん、ふざけてるわけではなく、どれも歴(れっき)とした字なんですよ。 名前 コメント すべてのコメントを見る ←他の漢検ブログもチェック! ■2011-11-19 bookmark_hatena 更新 漢字ページに弖 怺 噸を追加。 国字に突入。といっても5問しかないので、明日には終わりますが。 あとは、地味にレイアウトを変更。 解像度低いPCでも崩れずに見られるようにしました。 CSSの知識があまりないので、調整に苦労します(^^; クイズ Q.葬式で包む「香典」。当用漢字表が制定される前は、 どのように書かれていたでしょう?(難易度:1級レベル) 選択肢 選択 香撚 (0) 香奠 (1) 勾典 (0) 薨典 (0) 当用漢字表が制定された時に、表外の漢字を含む熟語は、 平易な字で書けるように置き換えられちゃったんですよねー。 個人的にはとても残念な漢字政策だったと思います。 置き換える前の方が熟語に味があるんですよね。 「奇跡」より「奇蹟」、「知恵」より「智慧」、 「更生」より「甦生」、「日食」より「日蝕」、 いずれも後者の方がしっくりくると思いませんか? 本来の字義を知れば知るほど、現在の置き換えられている字に 違和感を抱いてしまうのでした。 名前 コメント すべてのコメントを見る お世話になっております(ついったーで) 僕も代用字の領域、大好きです。 -- (漢字皇子) 2011-11-20 21 27 07 漢字皇子さん、コメントありがとうございます!(^^ ☆漢字検定1級合格!☆ブログ、いつも楽しく拝読しております。 代用字が作られたのは残念ですが、 元の字を辿る楽しみが生まれたことで、 漢字を味わう機会が増えたとも捉えられますね。 今後も代用字ネタを色々とりあげて行きたいと思います(^^ -- (ホウジ) 2011-11-21 00 58 31 ■2011-11-18 bookmark_hatena 更新 漢字ページに齲 蹤 僭を追加。 むしば、あしあと、おごる。 一応読めるのだけど、熟語が出てこなかったり、他の訓読みを知らなかったり。 「僭(ひところ)ふ」なんて言葉は初めて聞いた。 クイズ解答 Q.『「牢」の訓読みとして誤っているものはどれ?』 A.おおべや 解答して下さった、残念!(><; ちょっと難しかったですかね。 「牢」は「宀」+「牛」。すなわち、家畜をとじこめて囲う小屋。 そこから転じて、罪人をとじこめる牢屋の意を持つようになりました。 「ひとや」は牢屋を意味する和語。 漢字で書くと「人屋」「獄」「囚獄」などとも書きます。 また、閉じ込めた家畜を祭礼の犠牲として供えたことから、 「いけにえ」の意を持つようになりました。 さらに、供えものは牛、羊、豕(ぶた)などの肉であるため、 「ごちそう」の意まで生じました。 ちなみに、ことわざに 「藜羹(レイコウ)を食らう者は大牢(タイロウ)の滋味(ジミ)を知らず」 という物があります。 「藜羹」とは「藜(あかざ)の羹(あつもの)」、すなわち粗食のこと。 「大牢」とは「牛、羊、豕などの一級品のごちそう」のこと。 すなわち、「粗食に慣れた者にはごちそうの味がわからない」という意味。 つまらない人間には高尚なことや重大なことは理解できないことのたとえに用いられます。 「大牢の滋味」は準1級で出題されるかもしれないので、 覚えておくとよいかもしれませんね。(^^ 名前 コメント すべてのコメントを見る ■2011-11-17 bookmark_hatena 更新 漢字ページに檻 峙 蠱を追加。 「檻」ってよく見るけど1級配当なんだね。 もっとも「てすり」とか「いたがこい」などとはあまり読まないけど。 クイズ解答 Q.『「塗」の部首は?』 A.土 解答頂いたお二方、正解でございます!(^^ 「塗(ぬ)る」と書けば、なんとなく液体っぽいので「氵」が部首かと思いがち。 しかしこの字は「泥をのばしてぬる」という字義なのです。 「壁を塗る」といえばイメージしやすいでしょうか。 また、「塗」そのものに「どろ」という読みがあったり、 そのどろを伸ばして作るものとして「みち」という読みがあったりします。 全般的に「どろ」のような土に関するイメージが強いので、 部首は「土」となるわけです。 クイズ Q.「牢」の訓読みとして誤っているものはどれ?(難易度:準1級) 選択肢 選択 いけにえ (0) おおべや (0) ごちそう (2) ひとや (0) ひっかけの選択肢を作るのって難しいかもしれない(^^; 正解はまた明日ー。 名前 コメント すべてのコメントを見る ■2011-11-16 bookmark_hatena 更新 いよいよ国字!と思ったのだけど、まだ書き取りの個別の漢字が残ってました。 漢字ページに褥 蓐 鼎を追加。 鼎って、異体字がたくさんあるんだねぇ。 クイズ解答 『「天主国」とはどの国を指した言葉でしょう?』という問題でしたね。 やはり難しすぎたのか、解答して頂いた方も1名のみでした。 そして、解答頂いた方、残念!(><; 正解は「 天主国=イタリア 」でした! 「天主」とはラテン語「Deus(デウス)」を漢訳した言葉。 すなわち、キリスト教のカトリックにおける三位一体の神のこと。 「天主教」とはローマ‐カトリック教会のこと。 「天主国」とは「天主教」のある国。すなわちイタリア、となるわけです。 ちなみに、「カトリック」は漢字で「加特力」と書きます。 知らないと読めない当て字の1つですね(^^; クイズ 今日は2級レベルで出題。 Q.「塗」の部首は次の内、どれでしょう? 選択肢 投票 (0) (氵[0], ■2011-11-15 bookmark_hatena 更新 漢検問題の解答僭称 購 贖を追加。 書き取りも終わったので、明日からは国字! あ、そうそう。背景画像を追加しました。 サイト名に肖って、「青海波(せいがいは)」と呼ばれる和式文様で飾ってみました。 青海波、とっても綺麗だよー。 いっぱいあってどれにしようか迷ったぐらい。 青海波に限らず、和式文様ってどれも素敵。 画像検索:青海波 本日の発見 【賣】(バイ)と html( font size="6" 【 ■2011-11-14 bookmark_hatena 更新 漢検問題の解答癇 齲歯 先蹤を追加。 クイズ(解答) 昨日は外出して家に帰らなかったので更新できず、お待たせしました。 「数」「暫」「屢」「亟」の内、「しばしば」と読めないものはどれでしょう? という問題でしたが、投票では「暫」に3票。 投票してくれた方、全員正解です!! このサイトを見てる人は皆漢字に興味を持ってらっしゃる方でしょうから、 さすがにこのぐらいは楽勝なのですかね。。。 さて、解答の解説を致しましょう。 まず、正解の「暫」は「暫(しば)し」とは読めますが「しばしば」とは読めません。 頻度を表す語ではなく、時間の長さを表す語なのです。 「暫時(しばしの時間)」などからも分かる通りですね。 次に「数」と「屢」。 「数」の旧字体は數で、屢での中と同じです。 この共通部「婁(ル)」は「母+中+女」の会意文字で、 女性をとらえて数珠つなぎにすることを示している。 そこから、「連なって起こること」=「しばしば」となります。 最後に「亟」。 この字は、上下の2本の線の間に、人が立っている姿を描き、 それに動作を表す「口」と「又(手)」を加え、 からだの端から端までを緊張させて動作することを表します。 そのことから、「たるまない」「すぐに」の意を生じ、また、 くりかえされる動作の間が短いことから「しばしば」の意を生じたそうです。 以上、解説終わり。 明日はもっと難しい問題出してみよっと。 名前 コメント すべてのコメントを見る ■2011-11-12 bookmark_hatena 更新 漢検問題の解答似非 論 蠱惑を追加。 このサイト作り始めてのはじめての熟字訓。 熟字訓は大好きなので、いつか特集やりたいな。 クイズ ちょっとお試しで投票機能を用いてクイズを出してみる。 機能テストも兼ねてるので、奮ってご解答願います。 次の内、「しばしば」と読めないものはどれでしょう? 選択肢 投票 数 (0) 暫 (4) 屢 (0) 亟 (0) 答えはまた明日。 名前 コメント すべてのコメントを見る ■2011-11-11 bookmark_hatena 更新 漢検問題の解答拗 縢 傅を追加。 これら3字は訓読みが多いのが印象的。 ちなみに、試験では「縢る」が書けなかった。 誤って「攣る」と書いたんだけど、 これだと「攣(か)かる」だから全然違う。 他サイト紹介 ☆漢字検定1級合格!☆ 様のサイトで、 1級修錬問題が上がってたので解いてみた。 成績は23問中12問正解。 なんとか5割は解けたけど、まだまだ精進しなきゃね。 間違った問題を取り上げてみる。 「澎然」→×ぼうぜん ○ほうぜん 「膨大」から連想して読んでしまい、間違い。 「澎湃(ホウハイ)」を先に連想していれば間違えなかった。 「聖霊にヒギする」→ ×?? ○比擬 「ヒギ」で思い浮かぶ言葉が「秘技」しかない程度の語彙力。 「比擬」は比べて擬(なぞら)えること。すなわち、似せること。 「ケイチツを迎える」→×啓贄 ○啓蟄 「虫」が入ることが思い出せず。 「貝」を入れてごまかしてみたけどやはり違っていた。 「啓蟄」は二十四節気の一つ。太陽暦の3月5日頃。 「カイレイ(逆らい背くこと)」→×?戻 ○乖戻 「そむく」から「戻(もと)る」を連想できたのは良かったが、 「乖」を連想できず。もう少しじっくり考えればよかった。 「少しもクットウする所なし」→×屈? ○屈撓 自分の語彙に「クットウ」の語が無かった。 「屈撓」はかがみたわむこと。 「屈」は「クッ」と読む語の「屈折」「屈託」などから連想。 「次第に木曾のスイビに近づけり」→×衰微 ○翠眉 これも語彙力不足。「翠眉」は遠山が薄緑に見えるさま。 「翠黛」は知ってたので、そこを足がかりに連想できれば。。。 とは言え、そう簡単に連想できるものではない。やはり難しい。 「ノウテイ余す無きの零財」→×?? ○嚢底 もしかして「嚢底」とか書けば当たるかな?と思ったけど消してしまった。 語彙に無いと自信が持てない。 「嚢底」はふくろの底。特に財布の底。 「不定シュウソ」→×?? ○愁訴 「不定愁訴」とは、明白な器質的疾患が見られないのに、 さまざまな自覚症状を訴える状態。 そんな言葉聞いたこともないよ。。。 「トセツ蛇行」→×途折 ○斗折 北斗七星のように曲がりくねって行くこと。 これは以前に準1級の勉強をしていて見たことがあった。不覚。 「金声ギョクシン」→×玉心 ○玉振 才知や人徳が調和して、よく備わっているたとえ。 「金・玉」の対応は分かりやすいけど、「声・振」の対応は分からなかった。 「左提ユウケツ」→×右結 ○右挈 左右の手でたずさえること。互いに助けあうこと。 「提」も「挈」も「ひっさげる」と読めるけど、 これは連想できなかった・・・。 知らない言葉も一杯出てきて勉強になった。 やっぱり、問題を解くのって楽しいねぇ。 名前 コメント すべてのコメントを見る ■2011-11-10 bookmark_hatena 更新 漢検問題の解答病褥 折檻 鼎峙を追加。 「折檻」は故事成語。なので、筆をふるって故事を紹介してみた。 1つ1つ紹介してる内に、人名もたくさん覚えられるといいな。 クイズ(解答) 昨日のクイズの答えのページを作ったのでリンク先で答え合わせをどうぞー。 杼 枋 栩 栲 槐 独り言 他サイトの記事を取り上げて話題にしたいと思ったのだけど、 トラックバックの方法が分からずに断念。 @wikiから他のブログサイトにトラックバックを送信ってできないのかなぁ。 他のブログサイトから@wikiのページに送信することはできるっぽいんだけど。 名前 コメント すべてのコメントを見る ■2011-11-09 bookmark_hatena 更新 漢字ページ驩 燠 掀を追加。 漢検問題のページに、書き取りの問題を追加。 やっと読み問題終わった! このペースじゃ、全部終わるまでに次の試験が始まりそうだ。(^^; クイズ 手元に「漢字必携1級」があるので、木偏のページから読み問題を5問ほど。 樹木の名前で訓読みしてください。いずれも1級配当なので、難しいですよー。 杼 枋 栩 栲 槐 解答は明日にでも。。。 名前 コメント すべてのコメントを見る ■2011-11-08 bookmark_hatena 更新 漢字ページ孚 鏨 訐を追加。 PCが壊れたと思ったのだけど、BIOS画面で5分ほど放置してたら普通に動いた。 寿命が近そうだからバックアップとらないと。 そういえば、漢検生涯学習ネットワークから会員通信が来てた。 自分にとって思ってもみない案内があったので、今から楽しみ。 そういえば、ようやく漢字のページが30個を突破。 漢検1級配当漢字の1%を取り上げたことになるのだね。 千里の道も一歩から。この調子で進めていこうっと。 名前 コメント すべてのコメントを見る ■2011-11-07 bookmark_hatena 更新 漢字ページ鸛 攫 憖を追加。 PCが壊れてしまったので、次回更新は少し先になるかも。 名前 コメント すべてのコメントを見る ■2011-11-06 bookmark_hatena 更新 漢字ページ栩 暾 暾を追加。 漢字クイズ(解答) 「挑げる、掀げる、搴げる、撥げる、榜げる、騫げる。」 これらはすべて「かかげる」と読みます。 分かりやすいのは「榜げる」でしょうか。 「標榜」とは「標をかかげる」こと。 あとは、「挑撥(現代表記では挑発)」なども 相手をかかげて刺激することを指しますが、、、 挑発から「かかげる」という言葉を連想するのは難しいですね。 搴げる、騫げるはつまんで持ち上げること。 搴裳、騫衣は衣服をつまんで持ち上げること。 また、ちょくちょくクイズ出してみようっと。 名前 コメント すべてのコメントを見る ■2011-11-05 bookmark_hatena 更新 漢字ページ胙 哂 杲を追加。 漢字クイズ 「挑げる、掀げる、搴げる、撥げる、榜げる、騫げる。」 全部同じ訓読み。さて、なんと読むでしょう? 「掀げる」は前回の1級試験にも出ていたから、受験した人には簡単かな? 正解は明日。 名前 コメント すべてのコメントを見る ■2011-11-04 bookmark_hatena 更新 漢字ページ闃 懌 甄を追加。 昨日は記事書く前に尽瘁して就枕してしまった。 まぁ、そんな日もあるさ。 名前 コメント すべてのコメントを見る ■2011-11-03 bookmark_hatena 更新 漢字ページ楔 蓖 翕を追加。 今日は本屋に行って以下の2冊を購入。 漢文―句形整理 (基礎からわかる) これから漢文を読む機会が増えそうなので、 これを機にちゃんと勉強してみようと思い購入。 訓読み検定 (光文社知恵の森文庫) 訓読みをテーマにした難読語紹介本。 ぱらぱらめくってると、大抵読めてしまうのだけど、 一部読めないものがあったり、難読語の成り立ちとか紹介してたりしたので勢いで購入。 先週に買った下の本を読み終えぬ内から次々と本を買ってしまう。 うーん、積ん読にならないように頑張って読まねば。 日本の漢字 1600年の歴史 名前 コメント すべてのコメントを見る ■2011-11-02 bookmark_hatena 更新 漢字ページ迪 贅 肬を追加。 今日は1級読み問題の「夫婦驩ばざるを得ず。」の元ネタを探ってみた。 禮之於正國家也,如權衡之於輕重也,如繩墨之於曲直也。故人無禮不生,事無禮不成,國家無禮不寧。君臣不得不尊,父子不得不親,兄弟不得不順,夫婦不得不驩,少者以長,老者以養。故天地生之,聖人成之。 荀子 大略篇第二十七より抜粋 (自力翻訳) 礼とは正しき国家に対する、權衡(はかり)の軽重や、縄墨(すみなわ)の曲直のようなものだ。 友人は礼が無ければ生まれない。 事は礼が無ければ成就しない。 国家は礼がなければ安らかにはならない。 君臣は尊ばざるを得ない。 父子は親しまざるを得ない。 兄弟はしたがわざるを得ない。 夫婦はよろこばざるを得ない。 そうして年少者は成長し、老年者は下の世代を育てる。 かくして、世界は生まれ、聖人が誕生する。 自力で漢文を本格的に解読したのは初めてなので間違ってるかも。 いずれはすらすら読めるようになりたい。 漢文の文法、少しずつ覚えて行こうっと。 そういえば「權(権)衡」って、前回の1級試験の文章題にも出てきてた熟語だな。 先にこの文章を読んでおけば解答できたかもしれないなぁ。 名前 コメント すべてのコメントを見る ■2011-11-01 bookmark_hatena 更新 漢字ページ芟 戡 餉 冢 塋を追加。 辞書引いてたら「熒」という漢字に出会った。火がいっぱい。 「火×3+冂」。[冂]は「遠くをとりまく境界」の意。 光の環にかこまれた小さなともしび、という意味らしい。 この「熒」を略して「
https://w.atwiki.jp/rinpatsu/pages/81.html
単語やことばの意味を、文脈とは独立に扱うこと。 語彙や統語を変動のない一般的なルールとして扱う。
https://w.atwiki.jp/okarowa/pages/76.html
19◇酒二無二 前方から飛来してきていたそれは、娯楽施設の照明の光を受けて輝いていた。 きらきらと、ぎらぎらと。 宝石のように乱反射する光はとても美しくて、殺人劇には似合わない。 ひとつ。 反射するガラス片が、血まみれになった軽妙洒脱の姿を鏡のように映した。 歪んだ波のようになった口から赤い液体が垂れているその顔は、 自分で見ても驚くほどに悲劇的に笑っている。 (はは、ははは。こんなときでも僕は笑うのか) 軽妙洒脱はそれを見て、客観的な感想を心の中で呟いた。 けして笑いたい気分じゃない、でも笑うしかないような、そんな状態であることは確かだったが、 やっぱり自分はへらへら笑っているのが似合うのだなあと今さらながら感じる。 ――こんな状況で笑う自分が、許せないのか、辛いのか、面白いのか、もう分からない。 感情は液体で、それを貯める容器があると、 そう誰かが言うのなら、軽妙洒脱のそれは壊れていた。氾濫を超えて決壊していた。 今はただ、前を見据えながら笑って、 十メートルほど先から自分を殺そうとしている男に対して一発殴ることだけを考えている。 理由なんてものはない。 溢れた感情を誰かにぶつけなければ、軽妙洒脱はおさまらなかった。 それは酷いんじゃないか、って? じゃあこうしよう。理由が無いなら作ればいい。 でっちあげて、適当な理由をつけるのであれば、 勇気凛々――自分を傷つけながら傷ついていた少女に対して、軽妙洒脱は何も感じていなかったわけじゃない。 彼女が正しすぎるほどに狂っているのも。 そして目の前の男がそれを知っていて遊んでいることも、彼には感覚的に分かった。 きっと、許せなかったのだ。 誰かを堕落させながらそれを止めずに、自分は高みの見物を決めていた酒々落々が、彼は許せなかった。 だから、彼はただでは死ねなかった。 例え《彼を狙って落ちてきた》ガラス片が、その身を何の容赦もなく貫いたとしても。 ◇◇◇◇ どざあ、と。 娯楽施設の床に散らばったガラス片の音が、攻撃の結果を酒々落々に知らせていた。 「なんだ、避けねぇのか」 始まるかと思った戦いのあっけない終わりを観測し、酒々落々は小さく悪態をつく。 軽妙洒脱は、降り注ぐガラス片に対してまったく回避行動を取らなかった。 一歩すら回避行動を取らず、ただあるがままを受け入れたのだ。 頭、顔、肩から始まり、軽妙洒脱の身体の前面には沢山のガラス片が刺さっている。 つつ……と体中から流れ始める血、無言のまま立ち尽くす軽妙洒脱。 誰が見ても軽妙洒脱が生きているとは考えないだろう。 勝負あり、だった。 「つまらねえ。せっかくルール能力まで使ってやったのによ」 酒々落々は軽妙洒脱から目を離して、彼のそばで倒れている勇気凛々を回収しようと歩き出す。 さっきの攻撃には巧みなまでに計算された《落》のルール能力が使われていた。 《落》――《投げたものを、自らの望む場所に落とす》。 二階から勇気凛々を一望千里のもとに《落とした》のもこの能力だ。 先ほど投げられた二つの酒瓶は、この能力によって片方がもう片方の酒瓶に向かって《落ちる》ように設定されており、 片方は軽妙洒脱に向かって《落ちる》ように設定されていた。 ゆえに、《まず空中で二つの酒瓶がぶつかり――その破片の半分が軽妙洒脱を狙う》、という攻撃となる。 避けようと考えるうえでこれは非常に難しい攻撃だ。 半分はランダムで、半分は自分を狙ってくるのにもかかわらず、ガラス片の見た目はどれも同じなのだから。 遊びで考えたにしては会心の出来のこの技、 酒々落々としては軽妙洒脱がどう対処してくるか楽しみな部分もあった。 しかし相手は避けようとさえしなかった。 立ち上がるところまでで軽妙洒脱の身体は限界を迎えていて、 あと一回の攻撃で沈むだけだったということらしい。 奥の手を隠していたのは酒々落々のほうだったが……それにしたって、拍子抜けだ。 「ま、しかたねぇわな。無理なもんは無理だったってこった。 むしろ長引かなくてよかった、感謝するぜ。戦闘ってのも楽しいが、酒はまだ一本残ってるしよ」 気持ちを切り替えて、酒々落々はデイパックから最後の酒瓶を取り出してちょびりと飲む。 《酒》の方のルール能力、《アルコールを操る》に酒を使うにはラッパ飲みしないといけないが、 酒々落々としては本来ラッパ飲みは愚の愚であって、酒はゆっくり飲むものだ。 単純にその方がおいしい。 飲みながら勇気凛々の傍まで歩き、少女の脳に送っていた《酒の霧》を発散させる。 一度体から出した《酒の霧》は回収が効かず、こうやって発散させるしかない。 再利用できたら便利すぎるから納得ではあるが、あまり味わえないまま空中に霧散していく《酒の霧》を見るのは、 外道を自覚している酒々落々にとっても寂しいものがあった。 心のどこかが、また乾いてしまう。 思わず下を向く。酒を抜かれていくらか表情を和らがせ、すやすやと眠る勇気凛々は、 そんな酒々落々の心の乾きを満たす存在だった。 もっとこの娘を堕落させて、味わって、ねぶって、自分の楽しみのために利用しよう。 改めてそう決意した酒々落々は少女を抱きかかえようとして―― 「《軽い》よ、酒々落々」 すぐ近くで立ち往生していた軽妙洒脱に、服の袖を掴まれた。 「……てめぇ」 「《軽い》んだよ。君は。 人や命をもてあそぶようなことしか出来ない君の攻撃は。《軽い》。それじゃ、僕を殺すことはできない」 「なんで動ける。軽いだと? 致命傷だったはずだ。どうやって……まさか」 「ああ。そのまさかだ」 一発。 軽妙洒脱の拳が空を切り裂きながら酒々落々の右頬を捕らえた。 先の攻撃でガラス辺が刺さったままの拳での一発は、酒々落々の頬を比喩どおりに切り裂く。 そのまま振りぬかれた一撃は、酒々落々をぐらつかせ――殴り飛ばした! 「ぐ、はァっ!!」 「僕のルール能力も”二つ”あるんだよ、酒々落々。 最初に使ったのは《洒脱》で――今使っているのは《軽妙》のほうさ。 といってもどちらも大したものじゃない。とくに《軽妙》のほうは、使う気すらなかった。 他人には使えないし、自分に使ってもどうせ状況は好転しないんだから、 これを使うくらいなら潔く死んだほうがいいって考えていた。千里ちゃんに会うまではね」 投げ飛ばされたドラム缶のように、酒々落々の体躯がごろごろと二メートルほど転がった。 失策だった。ここは殺し合いの場。 正義も悪も存在しないこの場所では、誰であろうと卑怯な手を使うことが許される。 ルール能力を二つ持っていた軽妙洒脱は、 それを隠して死んだふりをし、酒々落々が近づいてくるのを待っていたのだ。 先入観からそんなことはしないと思い込んでいた酒々落々はまんまと嵌められてしまった、というわけだ。 「《自分の感覚を軽くすることができる》。それが僕のもう一つのルール能力だ。 痛みも、血の流出による貧血も。僕はぜんぶ《軽くする》。 僕を殺すなら首を切り落とすか、動けなくなるまで攻撃を加えろ。さもなきゃ死ぬのは君だ。 さあ、やってみろ。君のルール能力ならできるだろう? 今度こそきっちり、僕を殺してみろ!!」 一秒ごとに今も血を流し続け、ベージュのスーツを血で赤く染めながら、軽妙洒脱はそう宣言した。 酒々落々とは覚悟が違う、魂の底から叫んだかのような声は、今の彼にとっては傷の進行を早める悪手であり、 すぐにまた血の塊を嗚咽と共に吐き出す。 が、《痛みなどほとんど感じない》。感じても、蚊に刺されたかのような《軽い》痛みだ。 だからまだ立てる。 弱音を吐かないことが出来る。軽妙洒脱は死を間近に感じながら、それでも立ち続けることを選択した。 「く……そ……痛ぇじゃねーかよ」 向かって、頬から鮮血を流しながら立ち上がった酒々落々は怖気づいていた。 転がったことで図らずも移動した彼の近くには、軽妙洒脱と一望千里のデイパックが置かれている。 おにぎりを取り出したあと開けっ放しになっていたデイパックからは、金属バットやフライパン、 包丁や楽器類などの武器が顔をのぞかせていて、 これらは《落》で軽妙洒脱に落とせば間違いなく致命傷になるであろうものばかりだ。 だが、”頬の傷が痛い”。 初めて受けた傷の痛みが、酒々落々の心臓の鼓動を早くして、正常な思考力を奪わせる。 「やってみろ、だと……はは、ご機嫌じゃねぇかよ。ならお望みどおり、やって――やってやる」 口だけが勝手に動くも、それは酒々落々の本心を喋ってはいなかった。 楽しくない、ぜんぜん楽しくない。 いますぐここから逃げ出して酒を飲んで過ごしたい! どこまでもクズな思考だと理解しつつも、 怒られてそっぽを向く児童のようなその考えが酒々落々を支配していた。 しかし酒々落々の足は動かない、威圧感に震えて、歯ぎしりをしながら軽妙洒脱を睨み返すしかできない。 そうすることしか出来なかった。 「はぁ……はぁ・……ちくしょ、う、なんで……」 「やれないだろう。君には無理だ。少女にすべて押し付けて、二階から観戦していただけの君には。 傍観者でいられると思ったかい? 酒を飲みながらでも生き残れると思ったかい? そんなことが出来るはずないんだよ。ここでは僕らは、誰もかれもが当事者だ」 「説教なんざ聞きたくねぇんだよ……おれはいつも、こうやってやってきたんだ……。 娯楽施設なんだろ、ここは。……だったらよ……楽しまなきゃ損じゃねぇかよ……!」 「こんな場所で楽しめるような奴は、もう人間じゃなくなっているのさ。 君も僕も、人間だ。だから殺し合うし、騙し合うし、痛みも苦しみも味わうんだ。 逃げちゃだめなんだよ、人間であることから。認めなきゃだめなんだ、自分の弱さを」 会話を交わせば交わすほど、酒々落々に逃げ場はなくなっていくように思えた。 切り裂かれた頬から流れる血は止まらず、血液を失えば体が重くなっていく。 それを《軽く》している軽妙洒脱にも限界はあるはずだが、もはやここにおいて希望的観測なんて意味をなさない。 新たな一手が、必要だった。 しかし酒々落々の混乱した脳内回線は、起死回生の策を編み出すことはない……! (……終わりなのか? ここまでのツケが、いよいよおれに回ってくるのか?) 酒々落々の行動原理の一番はじめに来るのは酒だ。 飲んで、飲んで、質も気にせずただアルコール飲料を飲むだけ、彼は生来の心の渇きを満たしてきた。 酒が無くなってしまうと、とたんに気分が暗くなる。 そうなれば代わりになにかで満たすしかない。酒々落々は酒が切れるたびに悪事に手を染めていた。 会社の金を横領したり、今は名も身分も思い出せないが、誰かしらに貢がせたり。 酒々落々、あっさりさっぱりと彼は欲のままに生きる人生を選択し、 その犠牲となって奈落の底に落ちていく人々に感傷を抱くことなく嘲笑って生きてきた。 不思議なことに欲望の限り周りを利用しても、彼にそのツケが回ってくることは今までなかった。 生来の悪運であるのか、神が遊んでいたのかは知らないが、確かに彼の人生は彼の望むままに進んできていた。 だがそれももう、ここで終わりのようだった。 (ふざけるなよ……酒……おれは、酒々落々……自由に生きてこそだろうが。 助けろ、おれを。誰でもいい、おれを……助けろ!) 酒々落々は目を血走らせながら娯楽施設の天井を見上げた。 二階がほとんど吹き抜けで構成されている娯楽施設を一階から見上げると、 高い天井に並ぶ照明が酒々落々の目を焼いた。 黒い泥にまみれて生きてきた酒々落々にその光はあまりにまぶしすぎて、思わず目をつむった。 戦況が変化したのは、そのときだった。 「……ひっく」 神はやはり居なかった。 膠着状態が続き、いずれ酒々落々が折れるだろうこの状況で、ここまで沈黙していた勇気凛々がなんと起き上がった。 上体を起こして、ふらふらと頭を揺らす。 突然意識が暗転してからの覚醒だからだろう、眠そうな目をこすって現状を確認している。 「そんな」 「きた。来たぜぇ、おい! お嬢ちゃん、おれだ! 酒々落々だ!」 「……酒々、落々。おじさん?」 「ああ、そうだ! おれが酒々落々だ。そっちのそいつは良いやつだ。どうすればいいか分かるよな?」 「酒々落々、……君は! やめろ!」 「殺せ! 勇気凛々! 善人を殺して悪人になれ! 罪を重ねつのは気持ちいいんだ、おれと一緒に酩酊しよう――」 「……わたしは」 ちょうど二人の間に倒れていた勇気凛々は、電源の入った機械のようになって跳ね起きた。 その目にもう、心機一転に出会う前の澄んだ光はない。 そしてまた、酒々落々に出会ってからの妖しい光もない。 勇気凛々の目はくすんだ灰色になっている……二人ともそれに、気が付いてはいなかった。 「わたしはっ」 どこからともなく少女の手に現れるは、少女には不釣り合いな大剣《りんりんソード》。 まるで幽鬼のようにふらふらとそれを振り回しながら、小さな勇気凛々はしばし沈黙した。 なぜだろうか、その瞳からは取り返しのつかない涙が流れているように見えた。 いいや、本当に流れ始めた。 少女は《りんりんソード》を強く握りしめながら、氾濫した感情にまかせるまま泣いて、哭いて、 啼いて、泣いて、鳴いてしまったことを後悔する様に突然それをやめて、 振り向いて見据えて、 「わだしはぁっ……あなたをッ!」 叫んで――そこに居た男に向かって、その《剣》の切っ先を向け、駆けだした。 「……!」 「殺す!」 どすり。鈍い音を立てて《りんりんソード》が、彼の腹部に深々とめり込んだ。 突き刺す刃に込めた思いは。 流れる血に込められた意味は。 ”四字熟語が、消えていた”。 【B-1/娯楽施設・中央大通り一階】 【軽妙洒脱/ショー芸人】 【状態】???? 【装備】なし 【持ち物】基本支給品、壊れたレーダー、包丁×2、二日分の食糧、 ショーに使えそうな楽器、金属バット、フライパン 【ルール能力】軽妙◆自分の感覚を軽くする、洒脱◆酒を受け付けない 【スタンス】一発殴る。 【勇気凛々/女子中学生】 【状態】―――― 【装備】《りんりんソード》 【持ち物】化粧用の手鏡、ボウガン 【ルール能力】勇気を出すとりんりんソードを具現化できる 【スタンス】???? 【酒々楽々/わるいおじさん】 【状態】???? 【装備】なし 【持ち物】空の酒瓶×8 【ルール能力】酒◇アルコールを操る。落◇投げたものを望む場所に落とす 【スタンス】自分の楽しいことをする 取捨選択 前のお話 次のお話 珈琲牛乳 前のお話 四字熟語 次のお話 一発殴る 軽妙洒脱 三人死亡 一発殴る 勇気凛々 三人死亡 一発殴る 酒々落々 三人死亡 用語解説 【酒々落々】 洒落の字を重ねた四字熟語で、意味は物事にこだわらずさっぱりとしたさま。 四字熟語ロワの酒々落々は酒の呑み方くらいにしかこだわりを持たない奔放な人間である。 あまり常用されていない四字熟語だからなのか、そのルール能力は凶悪。 《酒》と《落》の二つの力を駆使してどこまでも娯楽施設を娯楽する。髪は脂ぎったセミロング
https://w.atwiki.jp/hirireorikyara/pages/52.html
野村和也が再び目覚めた時は、湿った草の上に倒れていた。 立ち上がって周りを見渡す、遠くに建物は見えるがほとんどが背が高い草が広がる草原だ。 「俺は……」 自分は死んだはずだと、和也は思う。 殺し合いは今回が初めてでは無い、以前に別の殺し合いに巻き込まれた。 刀を持った女性に襲われ、逃走の末に二人の男に命を救われた―――が、 結果的にその二人は女性と相討ちになってしまった。 自分を助けてくれた二人の分も絶対に生きると、その時の和也は心に誓った。 ゲームは佳境に入り、主催者との直接対決の時がやって来た。 その一人、◆6LQfwU/9.Mには逃げられてしまったが、もう一人の謎のプログラマなる男は倒した。 ―――和也が自分の命と引き換えに。 なのに―――なぜ? 「…考えても、分からないよな…とにかく…」 なぜ死んだはずの自分が蘇生したのか、考えるのは後にする事にした。 経緯はどうあれ、再び「バトルロワイアル」、殺し合いゲームに呼ばれてしまったのだ。 「…前と同じようにするだけさ…この殺し合いを潰す」 あの主催者と思われる男女二人の目的が何なのかは分からない。 しかし、こうして殺し合いを開き、何十人もいる人々を最後の一人まで殺し合わせようとしているのは事実だ。 ならば、自分は殺し合いを転覆させる―――和也は決意した。 足元に転がっているデイパックを早速開けて中身を漁り、まず名簿を取り出し開いた。 (随分多いな……70人以上も……!?) 殆どの名前は日本人名、しかし中には外国人と思われるカタカナ名や本名なのか疑いたくなるもの、 どう見ても歴史上の人物名だったり四字熟語ではないかと思うものまである。 だが、以前の殺し合いもそのほとんどが人の名前では無かったので和也が驚いたのは人数の多さだった。 (守谷彩子……前の殺し合いでも、いたな……) 以前の殺し合いでも名簿に乗っていた名前を見付ける和也。 実際に会った訳ではないが放送で名前を呼ばれたのを聞いた。 ―――実は彼を襲った刀を持った女性こそが守谷彩子なのだが、その事を彼は最後まで知らなかった。 他に知っている名前は無い事を確認すると和也は名簿を置き、更にデイパックを漁る。 すると、一振りの日本刀が姿を現した。 「刀……模造、じゃ、ないよな……」 和也は真剣かどうか確かめるために少しだけ鞘から刀を抜いた。 ―――真剣かどうかを確かめるだけのつもりだった。 だが。 少しだけ鞘から抜いたその刀身から放たれた光を和也が目にした瞬間。 「模造じゃない、な――――――――――――――――――――――――――――綺 麗 な 刀 じ ゃ な い か」 野村和也は「野村和也」では無くなった。 ◆◆◆ 「…ちっちゃ」 デイパックの中に入っていたそれを見た高校生の少年―――紆余曲折の感想。 小型の拳銃、コルトM1908、愛称「ベストポケット」、その愛称の通りポケットにすっぽり収まる程小さな拳銃だ。 弾薬は既に装填されているようで、予備の弾倉が二つセットになっている。 添付されている説明書には操作方法が丁寧に記されていた。 「うわっ、ポケットに入る……隠し持てるのは良いかもしれないけど、威力弱そうだな。 もう一つあるな……これは……」 紆余曲折のランダム支給品はもう一つあるようだった。 「お徳用ストロー……外れだ」 沢山のストローが入ったパックをデイパックの中にしまい直す。 「……しかし、何でまたこんな事に……殺し合いしてると思ったら別の殺し合いか」 紆余曲折――紆余曲折と言う名前では無い、本名はちゃんとあるが、 以前の殺し合いで四字熟語を名前として名乗る事を強要されていた。 その殺し合いの最中、突然、全く別の殺し合いの場に立たされたのだ。 「名簿見たらタクマさんや死んだはずの心機一転、東西奔走もいるみたいだし……。 崩壊してた顔も傷も治ってるし……とにかくタクマさん捜すかな……ん?」 これからの行動指針を決めている時、遠くから一人の男がこちらに歩いてくるのを発見した。 見た目はどこにでもいそうな大学生ぐらいの青年なのだが、 右手には抜き身の日本刀らしき物が握られている。 歩き方もどこかぎこちない、ふらついているように見える。 (何だ、あいつは……やばそうな雰囲気がする) そう紆余曲折が思った、次の瞬間、男が猛烈な勢いで一気に距離を詰め始めた。 「!!」 あっと言う間に目と鼻の先まで刀の男は迫り、刀を振り上げ、紆余曲折へ一気に振り下ろした。 振り下ろされた刃は紆余曲折の身体を袈裟に斬り裂――――く事は無かった。 刃の軌道が逸れた、と言うより、迂回させられたと言った方が良いのかもしれない。 約4秒の間、男が繰り出した斬撃が不可思議な力によって「迂回」させられた。 (この力はまだ使えるか、良し…!) 紆余曲折は右手に持ったコルトM1908ベストポケットを男の足に向け、引き金を引いた。 タンッ! タンッ! タンッ! タンッ! タンッ! タンッ! 至近距離で銃の中の6発全てを撃ち込んだが、当たったのは4発。 右足太腿に2発、腹に2発。 弾自体の威力が非常に弱いため致命傷には至らなかったがよろめかせるのには十分だった。 男がよろめいた瞬間を突いて、紆余曲折は全速力で走り出した。 乱れた呼吸を整えながら振り向く、追ってくる姿は見えなかった。 (振り切れた…?) 一先ず危険は去ったと安堵し、紆余曲折は胸を撫で下ろす。 「あの男は何なんだ…凄く危険な感じがした……いや、危険な感じがしたのはむしろ、あの人よりも、刀の方、か?」 紆余曲折は刀を持った男より、むしろ刀そのものから嫌なものを感じ取っていた。 言うなれば刀そのものに意思があり、男は刀に操られているようにも思えたが―――今となっては知る由も無い。 もしかしたらあの刀をどうにかすれば男の方は正気に戻ったりするのかもしれないが、 はっきり言って見ず知らずの男のためにそこまでする気にはなれない。 放っておけばあの男の手に掛かる参加者も出てくるかもしれないが、大半が全く知らない人物のために、 危険を冒す事は無いと紆余曲折は考えた。 (心無い事考えているかな、僕は……だけど、勇気と無謀は違うって言うし。 ……向こうに大きな建物が見えるね、あそこ行ってみようか) M1908ベストポケットの弾倉を変え、紆余曲折は北方向に見える巨大建造物へ向け歩いて行った。 ◆◆◆ いくら威力が低いとは言え実弾をその身体に4発も食らえば普通なら歩く事はおろか立っている事も困難なはずだが、 今の野村和也――「だった」存在には大したダメージでは無いのだろう、 攻撃を受けた時に少しよろめいた程度で済んだようだ。 「逃げられたか……まあ、いいか……」 和也は、邪魔になりそうな背の高い草を刀で薙ぎ払いながら、東の方に見える道路を目座し歩き始める。 その目には、彼とは全く別の「何か」が宿っているようだった。 【C-3/平原地帯/一日目/朝】 【野村和也@需要なし、むしろ-の自己満足ロワ】 [状態]:腹部、右足太腿に小さな銃創、精神被支配(妖刀村正)、D-3方面へ移動中 [服装]:若干血が付着 [装備]:妖刀村正 [道具]:基本支給品一式、ランダム支給品1~2 [思考] 基本:獲物を探し、斬る。 [備考] ※需要なし、むしろ-の自己満足ロワ死亡後からの参戦です。 ※妖刀村正により精神が支配されています。 ※守谷彩子の顔は知っていますが名前を把握していません。 ※紆余曲折の外見のみ記憶しました。 【紆余曲折@四字熟語バトルロワイアル】 [状態]:肉体的疲労(小)、C-2方面へ移動中 [服装]:特筆事項無し [装備]:コルトM1908ベストポケット(6/6) [道具]:基本支給品一式、コルトM1908ベストポケット弾倉(1)、お徳用ストロー [思考] 基本:生き残る。進んで殺し合いをするつもりは無い。 1:タクマさんを捜す。 2:刀の男(野村和也)には要注意。 [備考] ※四字熟語バトルロワイアル18話「取捨選択」直後からの参戦です。 ※ルール能力に規制はありません。 ※野村和也の外見のみ記憶しました。 ≪支給品≫ 【妖刀村正】 野村和也に支給。 装備すると精神が刀に支配され人斬りを楽しむ殺戮マシンと化す呪われた刀。 刀の刀身をへし折るか装備者から離すかすれば精神支配から解放される。 需要なし、むしろ-の自己満足ロワにおいて守谷彩子に支給され野村和也が襲撃された。 【コルトM1908ベストポケット】 紆余曲折に予備弾倉2個とセットで支給。 1906年にジョン・ブローニングが設計した超小型自動拳銃FNM1906を、 アメリカのコルト社がコピーしたもの。ベストポケットは愛称で、ベスト(チョッキ)のポケットにも入る程小型な事にちなむ。 使用する.25ACP弾は威力が非常に弱く急所を狙わない限り大したダメージは期待出来ない。 俺のオリキャラでバトルロワイアルにおいて四宮勝憲に支給、その後金ヶ崎陵華に渡される。 【お徳用ストロー】 紆余曲折に支給。 ストローが30本入っているセット。 DOLオリジナルキャラバトルロワイアルにおいてブルース・ヤスパースに支給されている。 時系列順で読む Back 悪人同行 Next 白か黒か行く道はひとつだけ 投下順で読む Back 悪人同行 Next 白か黒か行く道はひとつだけ GAME START 野村和也 034 魔王のくせになまいきだ GAME START 紆余曲折 058 おさかな→天国
https://w.atwiki.jp/kata-niho/pages/192.html
原語 sex 和訳 名詞 淫事、情事、 徒事 (いたずらごと/あだごと)、合わせ、密事、房事、買春、淫行 性別、性、 男女 (だんじょ/なんにょ)、雌雄、男子女子、異性 動名詞 婚 (くながい)、性交、交合、交接、淫行、子作り、 交尾 (こうび/つるみ)、乱交、肉交、情交、媾合、共寝、まぐわい、性行為、性交渉、姦淫 動詞 抱 (だ)く、寝る、枕く、婚ぐ、契る、やる、はめる、犯す、交わる、番う、交尾む、営む 慣用句・諺・四字熟語・未分類 情を交わす、みとのまぐわい、御祭を渡す 漢字一字 性、情、色、交、接、媾 性 やまとことば くながひ(婚)、つるび(交)、みとのまぐはひ、まぐはひ、あはせ(合)、あだこと(徒事) まく(枕)、みとあたはす、あたふ、つるぶ(交)、くなぐ(婚)、とつぐ(嫁) めを(女男) 備考欄 辞書 説明 廣辭林新訂版 (名) 男女雌雄の種別。性。 新訂大言海 (無記載) 角川国語辞典新版 名 ①男女の別。性。②性欲。 大英和辭典 〔名〕[一]性(男女雌雄ノ別).[二]男性又ハ女性(集合的ニ).[三]女性,女(常ニ定冠詞ヲツケル).〔他〕…ノ性ヲ表ス,…ノ性ヲ記ス. 同義等式 原語単位 sex=性別 カタカナ語単位 セックス=性交 カタカナ語の類義語 エッチ 附箋:S セ 英語
https://w.atwiki.jp/shomen-study7/pages/774.html
意味記憶
https://w.atwiki.jp/zeldakousatsu/pages/162.html
公式情報 ファイ(声:藤村歩)リンクをナビゲートする女神の剣に宿る精霊で、選ばれた者を導くために女神ハイリアが造りし存在。マスターソードを擬人化したかのような容姿をしており、物事を機械的に判断して性別や感情は存在しないが、敵やボス、人物や虫等の詳しい情報や起こりうる現象、リンクが起こすべき行動を確率と共に助言し、そのセリフの数は歴代のナビゲーターと比較してシリーズ最大で膨大の量を誇る。また、女神ハイリアの遺した言葉がインプットされており、ゲームを進める上で重要な存在となる。リンクのことを「マスター」と呼び、忠実に仕える容で冒険を共にしてくるが、全てが終わった後はリンクに感謝の言葉を告げてマスターソードの中で永遠の眠りについた。(wikipediaより) 考察 大妖精の剣の精霊とか、ダイゴロン刀の精霊とかいるのだろうか。それとも九十九神システムだろうか。そうなると鬼神の剣についてる精霊が気になる。ゼルダ無双での禍々しさや色合いから、ギラヒムとファイが混ざったような精霊?(2015/08/16) ゴベラの剣も実は魂を無くした剣の精霊でベリアントがマスター?(2015/10/10) 剣の精霊って四字熟語好きなのか?ファイの人物解説は四字でギラヒムは容姿端麗!眉目秀麗!(2015/01/24) 付喪神 Wikipediaの記事をみる マスターソードのマスターってファイがリンクのことマスターって呼んでるからマスター(リンク)の剣=マスターソードなのか?女神が勇者の為(重要)に作ったのがファイ(マスソ)だから(2015/08/18) 女神像内部の壁画を見ると女神の剣はもともと女神が使ってたようだ。女神が扱うには十分な力がある(女神の力自体を剣に流し込んで増幅可)が、人間が扱うには弱すぎるから試練を乗り越えて剣も鍛え上げないと使えないのか。女神と同格になる為に(2015/08/18) 真のマスターソードになるには3つの炎で剣を鍛えて、最後に女神から祝福を受けないといけないが、それは女神の剣の所有者が女神から人間に移ることを表してるんじゃないか(2015/08/18) 女神の剣を人間が使用できる剣にする為にどうすればいいのか、それを導くのが本当の意味でのファイの役目?(2015/08/18) タグ: その他のモンスター ギラヒム スカイウォードソード ゼルダ無双 ファイ 剣の精霊 大妖精 神・精霊 考察 鬼神の仮面